2009年05月19日
瞑想のススメ ~Meditation~
キク先生ヨガレポート

瞑想って、何??
ヨガって、瞑想するって言うけど、それって何??
瞑想って、自分を見つめるということ。
自分って何だろう?
なぜ、ここにいて、なぜ、こうしているの??
・・・自分のこと、どのくらい知ってますか??
(私もまだまだですが・・・)
だけど、そんな哲学的に考えなくっても、
普段の生活の中でも、十分、それに近いことを、してるんですよ。
例えば。
お宅の大切なワンさんやニャンさん。
彼ら彼女たちの考えていること、だーいたい、何となく、
わかっちゃったりしません・・・??
じーっと見ていて、ソワソワし始めたら、
あぁ、トイレかなぁとか。
物欲しげにじっと見つめられたら、
あー、小腹減ってきたんだなとか。
それって、全く知らない近所のおばちゃんには、
理解できないことなのよ。
だって、ワンさん、ニャンさんは、
言葉しゃべんないんだから。
家族として一緒に過ごしている間に、
あなたはワンさん、ニャンさんに、
瞑想しているようなものなんですよ。
仕事だってそう。
何か、問題を抱えていて、
四六時中ずっとずっとそれを考えている。
歩いてても、車乗ってても、何してても、
頭の片隅にずっとある。
それが、考えの基準になってきちゃってる。
なぁーんて状態。
それ、立派な瞑想だとあたしは思います。
四輪レーサーだったとしたら、
レース中、あたかも自分の手足であるかのように、
車の動きを操れる時もあるだろうし、
小児科の先生だったら、
子供の訴えが手に取るようにわかる時もあるだろうし、
エンジニアだったら、
自分が作っているモノを、隅から隅まで知っている
場合もあるだろうし。
何か、対象物(ヒトでも)に集中し、
集中し、観察し、それが手に取るように分かる。
それって、もう十分、瞑想の状態なのですよー。
さてさて。
皆さんは、自分のこと、手に取るようにわかります??
意外と、一番、わかってなかったりするんですよねぇ・・・
たまには、おうちでも、座って瞑想してみて^^
2009年05月18日
サンスクリット語について संस्कृत
キク先生ヨガレポート

YOGAの言葉、サンスクリット。
最近、この言葉にとっても興味をもって下さる方々が多いので、
今日はまじめにこれをちょこっと紹介。
もちろん、あたしもまだまだかじった程度の勉強生なので、
多くは語れませんが・・・
紀元前5~4世紀頃には既に文法が規定さているという、
とっても古い言葉。
現代では、日常用語としてはほとんど使われておらず、
Yogaのクラスで言うポーズの名前、「○○アーサナ」とか、
マントラ、チャンティング、後は、アーユルヴェーダ等かいなぁ。
あ、でも、今もインドの国会は、
スワスティプラジャビャフ・・・
チャンティングから始まるらしいからね。
この言葉のとっても面白いところ。
これは、『語源』が、『音』なのです。
たとえば、日本語の『カステラ』と言う言葉は、
ポルトガル語(たぶん・・・)の、『カステーラ』が語源である、
とか、言いますよね。
ところが、サンスクリットの場合。
たとえば。
『ババティ』と言う言葉(英語で言う、 They are の意味)
の語源は、
『ブー』と言う音なのだ。
この音は、『存在する』とか、『存在』と言う、意味を持っているの。
音、そのものが、すでに意味を持っているの。
・・・おもしろくない??
例えばね。
『パチ』と言う音。
これは、既に『料理する』と言うセンスを持った音なの
『ジ』と言う音。
これは、既に『征服する』『勝利する』と言うセンスを持ってる
『チャル』と言う音は既に、『動き回る』と言うセンスを、
『ダフ』と言う音は既に、
『燃やす』『火葬する』と言うセンスを持っている。
カタカナで書くととってもわかりにくいけれど・・・
でも、何となく、音とイメージが、つながりやすいというか、
すんなり受け入れらる気がしません・・・??
パチパチと火の粉を飛ばして料理するとか。
勝利、征服のイメージとか。
チャラチャラ動き回るとか、荼毘にふすとか。。。
もちろん、伝わってくるまでに音も少しは変わってきているけれど、
何となく、イメージでつかめる、とっても面白い言葉。
機会があったら、触れてみてください^^
と言うか、触れたーい!って思ったら、
それこそ、向こうからやってくるかも・・・
Om、Shant、Shant、Shantih ^^
2009年05月10日
2009年04月27日
ヨガとピラティスの違いって・・・??
キク先生のヨガ&ピラティスコラム


ピラティスというのは、
ドイツで生まれたジョセフ・H・ピラティスさんという方が、
考案したエクササイズ。
幼少のころ、病弱だった彼は、病気に打ち勝ち、
できる限り健康で強くなるための練習を自らに課し、
それを『アート・オブ・コントロロジー』(コントロール学の芸術)
と名付けました。
第一次世界大戦中、負傷兵のサポート役として活躍した彼は、
患者が寝たきりになっている間もエクササイズできるように、
ベッドに仰向いたまま、手足のエクササイズや、
背骨のストレッチ方法などを開発しました。
だから、ピラティスのエクササイズは、
仰向けが多いんですねー。
要するに、リハビリから発展したエクササイズなので、
身体が、より良い日常生活を送れるように、
アプローチしていくエクササイズです。
日常生活における、ちゃんと呼吸する、歩く、階段を昇る、振り返る、
ものを持ち上げる、しゃがむ、背伸びをする・・・
様々な動きを、より快適に行うことのできる
身体を目指すエクササイズ、というのがピラティスなのです。

一方、ヨガと言えば。
皆様ご存じのとおり、歴史は中国3000年より古いです。
古すぎて明確にわからん、というのが本音のようです。
今から約5000年前くらいのインダス文明の遺跡から、
どうも、蓮華座を組んで瞑想をしてるのでは??
という石像が見つかっているらしいですね。
そもそも、我々人間はなぜ、生まれてきたのか。
自分とは、何なのか。
(この答えはヴェーダの最終章、ヴェーダンタが明確にしています)
この答えを自ら悟るため、古のヨギ達は、
日夜座って瞑想していたんでしょうかね・・・
ただ、人間というのは、
そんなに簡単にじっと座っていられるわけではなく、
やれ膝が痛いだの、腰が痛いだの、
もぞもぞ、動いてしまう。
集中ができない。
だからこそ、私たちはアーサナをするのです。
『自分を見つめる』
これこそが、ヨガだと、私は思っています。
ちなみに。
ヨガの八肢則というのがあります。
1.ヤマ(悪いことをするな)
2.ニヤマ(良いことをしよう)
3.アーサナ(体の訓練)
4.プラーナーヤーマ(呼吸、エネルギーのコントロール)
5.プラティヤハーラ(感覚器官のコントロール)
6.ダーラナー(集中)
7.ディヤーナ(瞑想)
8.サマーディ(三昧)
まずは、人間らしい、すっきりした考えのもとに、
身体と呼吸を整えることで、
体内の循環を良くする。
そうすると、5感を伝わって入ってくる、
外からの情報に振り回されすぎ無くなる。
(ぷ~んといい匂いがしてきたから、と言って
ふら~っと引っ張られなくなる、自分でコントロールできる)
そこで初めて、自分に目を向けることができる。
いつも、私たちは外ばっかり見てますもんね・・・
自分に集中することができたら、
それは瞑想⇒三昧になる。
例えば、『○○三昧な生活』というのは、
それにどっぷり浸ってしまった生活、ということ。
それのことは、何でも分かるし、もう一体化してしまっている。
自分のことが、手に取るようにわかる。
自分が生まれてきた理由、この世で成し遂げなければならないコト、
果たすべき役割、などなど・・・
わかっているようで、わかっていない、
実は見えていなかった、というような自分という存在。
それを少しでも理解しよう、というアプローチが、
ヨガという手段なのです。
このあたりのことは、書き始めると異常に長くなってしまいますので、
皆様ぜひ、BTCで学んでみてください。
2008年11月18日
ヨガとは

ヨガの魅力とは
昨今、世界中で大ブームになっているヨガ。その魅力は一体どこにあるのでしょうか?
ヨガという言葉を聞いて多くの人が最初に思い浮かべるのが、いろいろと変わった
ポーズをとっているイメージだと思います。ヨガのポーズ(アーサナ)は
さまざまな内臓、循環器系、免疫系に刺激を与えることで、
体内にたまっているさまざまな毒素を排出させます。
そして普段あまり使うことのない筋肉を使い、骨に負荷をかけることで、
脂肪を燃焼しやすい、強くしなやかな身体を形作ります。
次に、ヨガの呼吸法は、肺の深い部分を使うことで心肺機能を高めます。
心肺機能が高まると基礎代謝の量が増え、冷え性、むくみなどになりにくい
身体を手に入れることができます。また、常に深い呼吸を行うことで精神状態が安定し、
ストレスや環境の変化に強いマインド(心の状態)を作り出すことができます。
さらに瞑想もヨガにおける重要な要素の一つです。
深い瞑想状態は心身のリラクゼーションを導き、
「私たちは常に自然の一部であり、悠久の時の流れの中に存在している」
ということを思い出させてくれます。
瞑想の時間は自分自身の本当の姿を見つめることができる貴重な瞬間でもあり、
日々忙しい生活を送る私たちは、ヨガの瞑想によって本来の自分(=真我)を取り戻し、
本当の幸せはいつも自分自身の内側にあるのだという事実を思い出していくことができるのです。
このようにヨガがカバーする領域は、身体的な分野だけではなく、
心の分野、そして精神に関する分野と広大に広がっています。
こうしたヨガの懐の広さが、現在、世界中で多くの人々を
魅了している大きな理由なのではないでしょうか。
私たちは誰もがいつも健康でありたい、幸せでありたいと願ってやまないのに、
なかなか思うようにはいきません。そんな私たちの悩みを解消し、
願いを叶えてくれる、とっておきの解決策を、
インド五千年の叡智(えいち)が今、私たちに差し出してくれているのです。
まだ、ヨガの素晴らしさを味わったことのない方は、
ぜひ勇気を持って一歩を踏み出してみてください。
きっと人生が今までより楽しく、味わい深いものに変わっていくのを感じることでしょう。
スタジオ・ヨギーのヨガは、伝統的なハタヨガのほか、
アイアンガー、アシュタンガ、シヴァナンダ、そしてヨガセラピーなど、
さまざまなヨガのエッセンスを抽出して作り上げられたオリジナルスタイルのヨガです。
そして、現在ニューヨークで脚光を浴びている
最先端のヨガ「アヌサラヨガ」の方法論を取り入れることで、
ヨガが持っているすばらしい魅力を、
初心者から経験者までどなたにも楽しんでいただけるようになりました。
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スタジオ・ヨギー静岡パルコスタジオ
